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輸入車の魅力:ポルシェパナメーラの魅力

2019年8月 

秋田への長距離ドライブ3リッターV6ターボエンジンを搭載する「ポルシェ・パナメーラ」のベーシックモデルで千葉から秋田へ試乗。

とかくパワーとスピードで語られがちな高性能サルーンの世界ではあるが、ポルシェの安全性性能、パナメーラを見くびってはいけない

そこには他のグレードでは味わえない、独自のバランスがあった 。

2016年に第2世代へとバトンをつないだパナメーラ。シュトゥットガルトの紋章を冠するにふさわしい運動性能と、これがもたらすプレステージ性を両輪に据え、そのバリエーションを意欲的に拡大し続ける“ポルシェの4シーターサルーン”である。

そして今回は、その最もベーシックなグレードである3リッターV6ターボ(330ps)に試乗した。

ポルシェブランドの威厳

常にその先進性と“化け物具合”にまず注目されることが宿命であり、こうしたベーシックモデルはマニアな存在となりがちだが、果たしてその実態はどうなのか?

東北自動車道を延々と走行して感じたのは前を走る車が車間が十分あるのにどんどんと斜線を譲ってくれることだ、ポルシェブランドが高速道路では一層の威厳を放つのであろう、ストレスなくしかも十分に上品に進んでいける

疲労感はほとんど感じずに心地よいドライブがつずけられる。パナメーラの乗り味で支配的なのは、その圧倒的に高いボディー剛性を土台に繰り広げられる、エアサスペンションの究極的な乗り心地と追従性だ。

それはこのクルマを動かして、路面の継ぎ目をひとつクリアしただけでハッキリとわかる。

ポルシェのスポーツサルーンとしての乗り心地をブレずに提供

その足まわりは、金属バネにはないエアサス特有の縮み感によって、妥協のない快適性を披露しながらも、ダンパーが一発でその振幅をダンピングして、あくまでスポーツサルーンとしての、いやポルシェのスポーツサルーンとしての乗り心地というものを、ブレずに提供する。

その時に発せられるバネ下の様子をあえて文字に直してみれば、「ドッ」「ドッ」という低い音。

前輪と後輪が突起を乗り越える感覚が狭まればそれは、「ドドッ」となる。もはやコンフォートというよりも、威厳。それが結果的に、エグゼクティブ感をくすぐる心地よさへと昇華されていく。

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